知能検査は世の中にたくさんありますが
中でも児童向けの検査で有名なのがWISCとなります。
まず読み方ですが、WISCと書いて「ウィスク」と読み、
英語表記ではWechsler Intelligence Scale for Childrenとなります。
ちなみにWechslerはWISCの開発者の名前でウェクスラーと読みます。
以上の赤文字部分を取って、WISC「ウィスク」と呼ばれています。
WISCの概要
・対象年齢は5歳0か月~16歳11か月
・子どもの知的発達を色んな面から測定できる
・最新盤はWISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)
・定期的に中身が更新される
・15の検査項目がある
・4つの項目とIQがチェックできる
最新版はWISC-Ⅳ
現在、世界的に用いられているWISCの最新版はWISC-Ⅳとなります。
つまり改良された4番目の最新WISCとなります。
では、そもそもなぜWISCは改良されつつあるのでしょうか?
それは社会の変化に発達検査の内容も順応させていく必要があるためです。
社会の移り変わりと共に柔軟に対応させる事で
よりその時代にあった正確な検査ができると期待できるわけですね。
こうした理由で、WISCをはじめ多くの発達検査が改良されています。
WISCにおいては、WISC-Ⅳが最新版と覚えておきましょう♪
WISCを利用するメリット!
WISCを利用するメリットはたくさんあります。
例えば「その子にあったベストな教授法」を学べたり
「その子をより理解できる」といったメリットがあります。
このようにWISCは、子どものため!というより
むしろ周りの大人が、子どもに接するベストな方法を
発見するためにあるように思えます。
知能検査・発達検査と聞くと、妙な偏見を抱く人も少なからずいるかと思いますが
「その子をより理解するためのきっかけ」として捉えると
WISCは誰でも受けられる身近な存在に感じる事ができますね。