A面B面と聞いて食いついた人は、きっと「カセットテープ」をご存知な方々かと思います。
「カセットテープ」はCDの前身ともなる存在で、表面と裏面のそれぞれに録音する事が可能でした。
そんな表面と裏面の事をA面・B面と呼ぶわけですが、今回は「カセットテープ」と「国際人権規約」についてのお話です。
先行オーガナイザー
国際人権規約・・・1966年に国連で採択
A規約とB規約・・・2つの規約で成り立つ
国際人権規約とは?
1948年、世界人権宣言が僕の誕生日に国連で採択されました(笑)
ただし世界人権宣言は、あくまで宣言!
法的拘束力も何も無かったため、世界人権宣言の内容をベースに条約化された規約が生まれます。
正にそれこそが国際人権規約(1966年)というわけです。
A規約とB規約
国際人権規約(1966年)にはA規約とB規約が存在します。
簡単にいうと、A規約が社会権に関する規約で、B規約が自由権に関する規約です。
A規約・・・社会権規約(経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約)
B規約・・・自由権規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)
国際人権規約はこの他に議定書というものがありますが、とりあえずは「2つの規約が存在する!」という事だけ押さえておきましょう!ムムッ(‘ω‘ *)
確認テスト!
1.世界人権宣言はどこで採択されたか?
( 国際連盟 / 国際連合 )
2.世界人権宣言はいつ採択されたか?
( 1945年 / 1948年 / 1951年 )
3.国際人権規約は、いつ国連で採択されたか?
( 1966年 )
4.国際人権規約において、児童への差別禁止や私生活への不干渉に関するものは、どちらの内容か?
( A規約 / B規約 )
5.国際人権規約において、労働権や社会保障権に関するものは、どちらの内容か?
( A規約 / B規約 )
6.自由権規約といえばどちらか?
( A規約 / B規約 )
確認テスト~答え!
1.世界人権宣言はどこで採択されたか?
( 国際連盟 / 国際連合 )
2.世界人権宣言はいつ採択されたか?
( 1945年 / 1948年 / 1951年 )
3.国際人権規約は、いつ国連で採択されたか?
( 1966年 )
4.国際人権規約において、児童への差別禁止や私生活への不干渉に関するものは、どちらの内容か?
( A規約 / B規約 )
5.国際人権規約において、労働権や社会保障権に関するものは、どちらの内容か?
( A規約 / B規約 )
6.自由権規約といえばどちらか?
( A規約 / B規約 )