2021年:前期の「保育の心理学」~手作りテストの答えです♪
出題は全部で25問ですが、どうか気軽にチャレンジしてみて下さい!
誤字脱字などがあればYOUTUBEコメント欄等で教えてね(*’▽’)ノ
なお>>問題はコチラのページ<<に掲載しております♪
1.次の問題に関係のある人物を後より選び、記号で答えなさい。
①青年期(思春期)を大人と子どもの中間と位置づけし、境界人(マージナル・マン)と呼んだのは誰か?
( A )
②重大事故の背景にはニアミスやヒヤリハットがある!という法則の提唱者は?
( C )
③視覚的断崖と呼ばれる実験で社会的参照を明らかにしたのは、ウォークと誰か?
( D )
④輻輳説を、対極説という形で図式化したのは?
( B )
※ルクセンブルガーは、シュテルンの輻輳説を対極説という形で図式化しています※
⑤新生児模倣を提唱した人物は?
( E )
A:レヴィン B:ルクセンブルガー C:ハインリッヒ
D:ギブソン(妻) E:メルツォフ F:シュテルン
2.次の問題に関係のある用語を後より選び、記号で答えなさい。
①「精神分裂病」の現在の呼び名は?
( E )
②成熟優位説を唱えたゲゼルは、学習準備が整った状態を何と呼んだか?
( F )
③ガードナーに関係があるのは?
( C )
※多重知能理論の事です※
④オウム返しの事を何というか?
( A )
⑤カイヨワに関係があるのは?
( D )
A:エコラリア B:死ぬ瞬間 C:MI理論
D:競技遊び E:統合失調症 F:レディネス
3.〇か✖か答えなさい。
①【泥棒ならズキンを被っている】といった、固定観念や思い込みをステレオタイプという。
( 〇 )
②マズローは自己実現論の提唱者で、人の欲求を4段階で表した。
( ✖ )
※5段階で表した※
③ノンレム睡眠時、人の脳は深く眠っている状態で、成長ホルモンが分泌されている。
( 〇 )
④読む、書く、計算するなど特定の学習のみに困難が認められる状態を学習障害(LD)という。
『厚生労働省~みんなのメンタルヘルス』の定義より
( 〇 )
⑤自閉症やアスペルガー症候群などはICD-10の診断基準が変更された事で「自閉症スペクトラム症(ASD)」にまとめられた。
( ✖ )
※ICD-10ではなく、DSM-5が正解※
4.適切な語句を選びなさい。
①ある行動をすると、特定の環境変化が続く事に自ら気付き、その行動を繰り返し行うようになるのは?
( レスポンデント(古典的)条件付け / オペラント条件付け )
②アメリカ精神障害の診断統計マニュアルといえば?
( ICD ・ DSM )
③摂食障害の1つで、神経性大食症とも呼ばれているのは?
( 過食症 ・ 拒食症 )
④ピアジェの発達段階において、保存の概念が獲得されるのはいつか?
( 感覚運動期 ・ 前操作期 ・ 具体的操作期 ・ 形式的操作期 )
⑤バルテスの考えを図式化した場合、「獲得」が入るのはA・Bのどちらか?
( A ・ B )
※人は衰えるにつれて失う物が多くなるので、Bが「喪失」で残りのAが「獲得」と分かります※
5.次の各問題に答えなさい。
①次の説明文の内、間違っているものを全て選びなさい。
A:インプリンティング(刻印づけ)は敏感機(臨界期)と呼ばれる感受性の高い時期に見られる。
B:親とは違う価値観を持った存在だと子ども自らが気付く事を心理的離乳という。
C:「自分は自分」という事を区別する概念を「自我同一性」あるいはアタッチメントという。
※アタッチメントではなくアイデンティティ※
D:エリクソンは「性的な欲動」をリビドーと呼んだ。
※エリクソンではなくフロイト※
E:選好注視法とは、心理テストが難しい乳児などが何に注目し、何を好むかを見るテストをいう。
( C・D )
②次の説明文の内、間違っているものを1つ選びなさい。
A:『ゲシュタルト心理学の原理』の著者で、ゲシュタルト心理学を体系化したのはコフカである。
B:アドラーは個人心理学の創始者として知られる。
C:ヴントは構成主義や内観法というキーワードで知られ、心理学という学問を誕生させた。
D:コールバーグは「恐怖の条件付け」や「アルバート坊や」でも知られる。
※コールバーグではなくワトソン※
E:ウェルトハイマーは仮現運動の実験を行った事でも知られる。
( D )
③人物や関連用語の組み合わせとして、誤っているものを1つ選びなさい。
A:スキナー = オペラント条件付け = ラット
B:ケーラー = 観察学習 = チンパンジー
※ケーラーは洞察学習で、観察学習はバンデューラー※
C:ソーンダイク = 試行錯誤説 = ネコ
D:パブロフ = レスポンデント条件付け = 犬
( B )
④以下の説明文の内、正しいものを全て選びなさい。
A:自己中心性やアニミズム的な思考が見られるのは前操作期の特徴である。
B:ものの永続性が形成されるのは感覚運動期の特徴である。
C:ストレンジ・シチュエーション法(新奇場面法・SSP)を開発したのはボウルビィである。
※エインズワースです※
D:ストレンジ・シチュエーション法は現在、A~C群の3種類で分類されている。
※現在はD群を含めた4種類が基本となっています※
E:ストレンジ・シチュエーション法において、無秩序・無方向型はC群に分類される。
※D群に分類されます※
( A・B )
⑤以下は何に関する障害の定義か?
自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害などの脳機能の障害で、通常低年齢で発現する障害。
<発達障害者支援法>より
( 発達 )障害