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これでスッキリ!!生ワクチンと不活化ワクチン(*’▽’)ノ

先日、リスナー様から以下のリクエストを頂きました♪

ワクチンの種類や違いが分かりません‥。助けて下さい‥。

そこで今回、僕なりに調べてみた内容をお伝えしたいと思います(*’▽’)ノ

免疫が付きやすいのはどっち?

まず最初に、2つのワクチンの免疫力について見て行きましょう。

いきなりですが、皆さんは生ワクチン不活化ワクチン、どちらが免疫力が付きやすいと思いますか?

正解は生ワクチンで、病原体自体をそのまま生で摂取するため、免疫が付きやすいのが特徴です!

一方の不活化ワクチンは、病原体の毒性を無くしているので、とても弱い存在となります。

よって免疫が付くまでに時間がかかり、何度も摂取する必要があるわけです。

ここまでの整理

生ワクチン

ほぼ生きた状態の病原体を接種する

不活化ワクチンと比べて病原体の力が強いため、免疫力が付きやすい

同時に時間をあけての接種が求められる(27日以上あける)

不活化ワクチン

病原体の毒素を無くしている

生ワクチンと比べて病原体の力が弱いため、免疫力が付きにくい

そのため短期間での追加接種が求められる(6日以上あける)

代表的な生ワクチン

続いて、代表的な生ワクチンを見て行きましょう。

BCG(結核のワクチン)

→→→ 生後12か月未満に1回

麻疹ましん風疹ふうしん混合ワクチン(MRワクチン)

→→→ 生後12~24か月未満に1回 & 5~7歳までに1回

水痘すいとうワクチン(水ぼうそうのワクチン)

→→→ 生後12~36か月未満に2回

これら3つは定期予防接種の中で重要なので、しっかり押さえておきましょう(*’▽’)ノ

ちなみに上記3つの生ワクチンを押さえておけば、以下で紹介する定期予防接種も不活化ワクチンだと簡単に見破れますね★

B型肝炎ワクチン

→→→ 1歳未満に3回

Hibワクチン

→→→ 生後2~60か月未満に1~3回 & 1回

小児用肺炎球菌ワクチン

→→→ 生後2~60か月未満に1~3回 & 1回

4種混合ワクチン

→→→ 生後3~90か月未満に3回 & 1回

日本脳炎

→→→ 生後6~90か月未満に2回 + 1回 & 9~13歳までに1回

2種混合ワクチン

→→→ 11~13歳までに1回

HPVワクチン

→→→ 12~16歳までに3回(子宮けいがんワクチンのため女子だけ)

この辺は無理に覚えようとせず、自分や自身のお子さんが受けたワクチンと絡めつつ学習するのが一番です。

デューイさんの経験主義に学びましょう(笑)♪

あるいは、ネコと学ぶのもオススメです★

確認問題!

①病原体の毒性がないため、次の接種までに短い間隔だけあけておけば良いのは?

( 生ワクチン / 不活化ワクチン )

②生ワクチンでないのは次の内どれ?

( 水痘ワクチン / BCG / 麻疹ましん風疹ふうしん混合ワクチン / 日本脳炎 )

③MRワクチンは次の内どれ?

( 水痘ワクチン / BCG / 麻疹ましん風疹ふうしん混合ワクチン )

④12~16歳までに3回だけ女子が受ける定期予防接種のワクチンは?

( HPVワクチン / Hibワクチン )

⑤次の接種を行うまでに27日以上あける必要があるのは?

( 生ワクチン / 不活化ワクチン )

⑥生後3~90か月未満に3回+1回の接種となるのは?

( 2種混合ワクチン / 4種混合ワクチン )

⑦Hibワクチンと同じ摂取回数のものは?

( B型肝炎ワクチン / 小児用肺炎球菌ワクチン )

確認問題~答え!

①病原体の毒性が無いため、次の接種までに短い間隔だけあけておけば良いのは?

( 生ワクチン / 不活化ワクチン )

②生ワクチンでないのは次の内どれ?

( 水痘ワクチン / BCG / 麻疹ましん風疹ふうしん混合ワクチン / 日本脳炎 )

③MRワクチンは次の内どれ?

( 水痘ワクチン / BCG / 麻疹ましん風疹ふうしん混合ワクチン )

④12~16歳までに3回だけ女子が受ける定期予防接種のワクチンは?

( HPVワクチン / Hibワクチン )

⑤次の接種を行うまでに27日以上あける必要があるのは?

( 生ワクチン / 不活化ワクチン )

⑥生後3~90か月未満に3回+1回の接種となるのは?

( 2種混合ワクチン / 4種混合ワクチン )

⑦Hibワクチンと同じ摂取回数のものは?

( B型肝炎ワクチン / 小児用肺炎球菌ワクチン )