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思わず2度見のマシュマロ実験(*´▽`*)ノ

皆さんはマシュマロ実験をご存知ですか?

少しの間、母親が部屋を離れます。

その際、目の前には1個のマシュマロが。

このマシュマロを我慢して食べずにいれば

ご褒美として2個のマシュマロをゲットできるという内容

ちょうど教員免許の更新授業で習った内容ですが、心理学の世界ではおなじみの実験らしく、子どもの自己抑制を調べるための実験だとか。

その実験動画が思わず笑っちゃう内容だったので、まずは以下をご覧ください(笑)

マシュマロ実験で分かる事

このマシュマロ実験は、小さい子どもほど我慢ができない、我慢しづらい!という事を表しています。

それもそのはず、年齢の若い子どもほど、自己抑制が難しいのは当たり前の事です。

ただある程度の我慢は小さい子どもにも教育上、やはり大切となってきますよね?

そこで少しでも効果的な教育ができるよう、今回は自己抑制について学習していきましょう♪

2つの抑制機能を知ろう!

自己抑制の中には、抑制機能というものが含まれています。

この抑制機能とは言葉の通り、自分自身をコントロールする機能の事を言います。

また抑制機能は2種類あり、それぞれ単純反応抑制と複雑反応抑制が挙げられます。

(たぶん保育士試験には出ません♪)

①単純反応抑制とは?

これはマシュマロ実験で見られた、単純に我慢する能力を指す言葉です。

②複雑反応抑制とは?

一方こちらは、楽な反応を抑制する能力の事です(ザックリ言ってますw)。

例えば以下の文字を左から順に読んで下さい。

   

誰でも素直に読めたかと思います。

では、以下の文字の色をお答え下さい!

   

あおみどりあかと答えられましたか(笑)?

このように人は視覚で物事を判断する傾向にあるからこそ、思わず文字を口に出して読んでしまう事があるわけです。

でも文字の色を読もうとされた皆さんは、きっと答える際、間違いを言わないようにグっと我慢したと思うんです!

その我慢こそが、正に複雑反応抑制となります。

つまり楽な反応(文字を読む事)を抑えて、難しい反応(色を読む事)を産出する事を複雑反応抑制と言います。

複雑反応抑制を意識した教育を!

ピアジェの発達段階、覚えていますか?

①感覚運動期

②前操作期

③具体的操作期

④形式的操作期

ピアジェ発達段階において「人の発達は視覚的なものから、より抽象的・目に見えないものを理解していく」事が伺えます。

だからこそ学校の学習も、小学校では視覚的な問題からスタートし、高校では虚数や倫理といった目に見えない存在を扱うようになるわけですね。

長くなりましたが、要するに小さいお子さんには、それなりの接し方や教育が必要ですよ!という事です。

特に園児たちは複雑反応抑制はもちろん、単純な我慢も苦手です(笑)

だからこそ年齢に合った対応を、保育指針に沿って行う事が大切なのではないでしょうか(^▽^)ノ

だって保育指針には、各年齢に合った対応が既に書かれてますからね♪