応用行動分析学の事を
英語ではABAと表記します。
これはApplied Behavior Analysisの略ですが
プログラム学習でおなじみのスキナーが
土台を作った事で知られています。
今回は、そんなABAについて学習していきましょう♪
動画で先に学びたい人はコチラをチェック(*’▽’)ノ
・スモールステップを大切に!
ABA(応用行動分析学)は、小さな成功体験を積み重ねながら
自己肯定感を高めていく学習方法となります。
ここでいう小さな成功体験が
正にスキナーのスモールステップに当てはまります。
そのためABAは、問題行動を抱えた子どもに対し
小さなステップを少しずつ体験させて
徐々に自信をつけさせる学習方法とも言えますね♪
・知っておきたい3つの用語
ABAでは、以下3つのキーワードが重要です!
①先行事象 ‥ 行動前の状況(場所)
②行動 ‥ 行動
③後続事象 ‥ 結果
例えば子どもが「おもちゃが欲しい!!」と
おもちゃ屋さんで泣いている場面を想像してください。
そしてお母さんが仕方なく
子どもにおもちゃを与えたとします。
この場面を先ほどの①~③に当てはめると
①先行事象 ‥ おもちゃ屋さん
②行動 ‥ 泣く
③後続事象 ‥ おもちゃを貰える
となります。
③の結果は、子どもにとって
将来的に良くない結果です。
そこで③の部分を「買わない」といった
別の選択肢を設ける事で
子どもに諭すチャンスが生まれます。
このようにABAを用いると
普段の何気ない場面も
客観的に見直す事が可能です。
こうした理由でABAは
医療や介護など幅広いジャンルで活用されています。