最近、夜7時~9時の間に仮眠を取ってるほいくんです(*’ω’*)
本日はYOUTUBEで頂いたリクエスト、<食からはじまる健やかガイド>のポイントを解説していきたいと思います。
まず解説の前に基本的な情報共有から♪
- 平成16年:厚生労働省によって作られた
- 食を営む力を育むために作られた
- 各時期における「食べる力」が問われる
これらの事を念頭に、以下の解説を見ていってください♪
・健やかガイドが作られた理由
子どもの食を取り巻く環境は時代と共に大きく変化し、以下のような問題が指摘され始めました。
- 幼児期や学童期における肥満率の増加
- 思春期の痩せ発想
- 朝食の欠食
- 家庭での孤立化(孤食)
また親を取り巻く環境も同時に変化し、問題視されるようになりました。
- 育児の負担
- 食に関する技術や知識の不足
- 食に対する便利性(離乳食や外食) などなど
こうした問題が日本の家庭で見られるようになったため、何とかしなくちゃ!という事で厚生労働省が作ったのが<食からはじまる健やかガイド>というわけです(*´Д`)
平成16年は2004年、つまり13年も前からこうした問題が日本で浮き彫りになっていたわけですね。
・簡単な概要とキーワード
「食からはじまる健やかガイド」には以下の事が掲載されています。
- 上で述べた環境変化の理由
- 各時期における育てたいスキル
- 参考資料 (←見たい人だけ見てね♪スタイルで掲載されています~ステキ☆)
この中で最も重要となるのが「各時期における育てたいスキル」です。
ではこの育てたいスキルとは何なのか?
答えはズバリ「食べる力」です!
食を取り巻く問題を解決するにあたり、「食べる力こそが重要だ!」と文部科学省が推したわけです☆
・出題されるポイント
食べる力は子ども達の発達時期に応じて異なります。
なのでどういった力が求められるのか、各時期ごとに見ておく必要があります。
面倒ですが、とりあえず見てみましょう(´▽`;)!
<授乳期・離乳期>
~安心と安らぎの中で食べる意欲の基礎づくり~
- 安心と安らぎの中で母乳(ミルク)を飲む心地よさを味わう
- いろいろな食べ物を見て,触って,味わって,自分で進んで食べようとする
<幼児期>
~食べる意欲を大切に、食の体験を広げよう~
- おなかがすくリズムがもてる
- 食べたいもの、好きなものが増える
- 家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう
- 栽培、収穫、調理を通して、食べ物に触れはじめる
- 食べ物や身体のことを話題にする
<学童期>
~食の体験を深め、食の世界を広げよう~
- 1日3回の食事や間食のリズムがもてる
- 食事のバランスや適量がわかる
- 家族や仲間と一緒に食事づくりや準備を楽しむ
- 自然と食べ物との関わり、地域と食べ物との関わりに関心をもつ
- 自分の食生活を振り返り、評価し、改善できる
<思春期>
~自分らしい食生活を実現し、健やかな食文化の担い手になろう~
- 食べたい食事のイメージを描き、それを実現できる
- 一緒に食べる人を気遣い、楽しく食べることができる
- 食料の生産・流通から食卓までのプロセスがわかる
- 自分の身体の成長や体調の変化を知り、自分の身体を大切にできる
- 食に関わる活動を計画したり、積極的に参加したりすることができる
・各時期の食べる力の押さえ方!
それぞれの時期に色んな食べる力が求められているので、まずは色の付いた部分をポイントに覚えてみてください。
色の付いた箇所はほいくんの愛用書で重要マークが付いていたポイントです。
なので結構出題されるんだと思います(´▽`ノ)適当
あるいは各時期を身近な事や行事・イベント等で関連付けるのも良いかもしれません。
<授乳期・離乳期>
- ミルクの開始
- 離乳食の開始
<幼児期>
- おやつの時間
- お芋の収穫祭
- 保育園でのカレー作り
<学童期>
- 栄養に関する学習
- 地域の人たちとの炊き出し
- 調理実習
<思春期>
- 食生活アンケート
- 本格的な調理実習
- 流通システム等の勉強
- ダイエット
・まとめ
以上がほいくんなりの「食からはじまる健やかガイド」のまとめです。
詳細についてはネット上にPDFで載ってたりするので、「食べる力」をキーワードにまずは「食からはじまる健やかガイド」を読んでみてください。
ちなみに『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』というものにも、以下の目標が掲げられています。
- お腹がすくリズムのもてる子ども
- 食べたいもの、好きなものが増える子ども
- 一緒に食べたい人がいる子ども
- 食事づくり、準備にかかわる子ども
- 食べものを話題にする子ども
法律や指針って、結局色んなものとリンクして作られているんですね(´▽`/)☆