保育の心理学でおなじみのピアジェさん。
このピアジェさんと保育試験が合体すると、よくシェマと同化と調節という言葉がセットになって出題されます。
でもこれら3つはとっても簡単に理解できます。
安心してさらっと記事を読んでみてください♪
・シェマとはイメージのこと
いきなりですが皆さん、頭の中で車をイメージしてみてください。
大体ですが以下のようなイメージが沸いたかと思います。
言葉にすると、「4つのタイヤがついた箱形の乗り物」といった所でしょうか?
このように私たちが何かに対して抱くイメージがシェマだと、まずは覚えてください。
では続いてパトカーをイメージしてみてください。
同じく「4つのタイヤがついた箱形の乗り物」に違いはないため、先ほどのイメージは問題なく適応されます。(この事を同化という!)
ではオープンカーはどうでしょう?
「4つのタイヤはついてるけど箱形って部分がちょっと違う‥」
この場合、私たちの車に対するイメージに少し支障が出たので、ここでイメージを調整します。(これを調節という!)
ではバイクはどうでしょう?
4つのタイヤなんてついてないけど、これも確かに車の一種/笑/!
だからまたもや車のイメージを変える必要が出てきます。
・子ども達は日々同化と調節の繰り返し!
私たち大人にとってみれば車の違いなんてすぐに分かりますが、外の世界から多くの刺激を受け取っている子ども達にとっては毎日が勉強です。
だからこそ自分で抱いたイメージ(シェマ)を問題なく適応できたり(同化)、逆にイメージの枠組みに収まらない物は調節を行うなどして、日々子ども達は学習しているわけです。
この同化と調節を繰り返して確立されたシェマは大きな存在となるため、その後の人生に影響するとピアジェは考えたわけですね。
ちなみにシェマを車に例えた話は、ぼくの愛用書である<1日10分から始める保育士絶対合格テキスト2017>の一例です。
とても分かりやすかったので、今回記事書きの際に参考させて頂きました♪
ちなみに僕が以前作ったオリジナル動画もあります↓
学習した箇所は繰り返し読むなり見るなどして、飽きれば違う形で吸収してみると良いですよ。
難しく考える必要はありません。
日常生活の中に置き換える事が学習を楽しむコツだと思いますよ♪
では本日はこれまで~
今日も元気に行ってらっしゃい(*´ω`*)ノ♪