子どもが子どもじゃなかった時代

20世紀は子どもの世紀と言われています。

それは以下に挙げる色々な宣言が、子どもに関するものだからです。

1909年 ホワイトハウス会議宣言 
1924年 ジュネーブ宣言
1948年 世界人権宣言
1951年 児童憲章
1959年 児童の権利宣言
1989年 児童の権利条約

ただ、どうしてこんなにも20世紀は

子どもに関する宣言が多いのでしょうか?

それは子どもの価値観の変化を

歴史的背景から見ていく事で解決可能です♪

・子どもが子どもじゃなかった時代!

実は大昔、子どもは私たちの知るような子どもとして扱われていませんでした。

例えば古代~子どもは「大人の所有物」として扱われていたわけです。

続いて中世~子どもは「小さな大人」。

古代と比べて見方は多少変わったものの

やはり大人の持ち物という印象がありますね。

ところが近代になると

『子どもは大人とは違った存在だ!』

と訴える人たちが出てきました。

それが保育試験でおなじみ、ルソー・フレーベル・オーウェン等です♪

・ルソーの消極教育!

ルソーの著書に「エミール」がありますが

彼は本の中で次のような事を言っています。

子どもは下手に大人が教えようとせず、自由にさせた方が良い!

これを消極教育といいますが

以上のキーワードは保育試験では定番中の定番となります。

ルソー・エミール・消極教育!

(エミールソーで覚えたって!!)

ぜひこの機会に覚えておきましょう(*’▽’)ノ

・まとめ

このように子どもって、時代が違うだけで

全然価値観の異なる存在として見られていたわけです。

だからこそルソーのような人たちが声を出して

子どもについて考えるきっかけを与えてくれたんだと思います。

それが躊躇ちゅうちょとなって表れ始めたのが

正に20世紀=子どもの世紀なんじゃないでしょうか(´ω`/)♪

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